精神世界

こころ

哲学的ゾンビ と クオリア

哲学的ゾンビという思考実験を、あなたは知っているでしょうか。哲学的ゾンビネットで調べると、哲学的ゾンビとは、外見や行動は普通の人間とまったく同じだが意識にのぼってくる感覚、意識やそれにともなう経験(クオリア)を全く持っていない存在を指す思考...
精神世界

ヤブユムと不ニ ②

この記事は、『ヤブユムと不ニ ①』からの続きになります。よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。ヤブユムとタントラヤブユムを観ても分かるように、何故、チベット仏教は男性的エネルギーと女性的エネルギーの合一に拘るのか。それは、チベット仏教が...
精神世界

ヤブユムと不二 ①

ヤブユムという言葉に、聞き慣れない感覚を抱く人は多いのではないのでしょか。ヤブユムとは、インド、ブータン、ネパール、チベットの宗教美術に見られる、男尊と女尊とが性的に結合した状態をしたシンボルです。男性原理と女性原理の一致を体現した仏陀の境...
こころ

言葉の向こうの大切なもの

不立文字と仏典結集仏教、特に禅には不立文字という思想があります。悟りの道は、文字・言語によっては伝えられるものではないという意味です。言葉によって伝えることができないのですから、禅の教えは禅問答であったり、念仏も唱えずただひたすら座り続ける...
こころ

ノンデュアリティ・自我からの逃避

YouTubeを観ていると、一度観た動画の関連動画がお勧めに出てくる。そのお勧め動画を観ると、さらに関連動画がお勧めされる。そういう訳で、今や、僕はノンデュアリティの結構なエキスパートなのです。※今回は否定的な内容なので、写真は綺麗なお花に...
精神世界

頭山と悟り

あなたは、頭山という落語の演目をご存知でしょうか? 江戸落語では『頭山』、上方落語では『さくらんぼ』と呼ばれる噺で、ケチ落語の枕として使われるネタです。非常に不条理で、壮大なビジョンを持ち、かつ馬鹿げています。まあ、江戸時代のSFコメディー...
無から有は生じるか

無から有は生じるか⑥ -パラブラフマンとイーシュヴァラ、あるいは0の地面と論理関係-

ヨガ・インストラクターやインド哲学の講師として活躍されている岡本直人さんが、また本を出版されたので読ませていただきました。『非二元と悟り』という本で、非二元を切り口に、インド哲学の真髄へと読者を誘う素晴らしい本だと感じました。精神世界に興味...
こころ

高野山と 弥勒信仰

以前、高野山の信仰には、一神教的側面があると書きました。今回は、その一神教的要素である弥勒信仰に関して観ていきたいと思います。弥勒信仰と浄土高野山真言宗の救済といえば、即身成仏です。大乗仏教では、悟りを開き仏になるためには三劫という期間修行...
無から有は生じるか

無から有は生じるか⑤ -その鍵は、すべての扉を開くのか-

この記事は、『無から有は生じるか④ -相対の崩壊、そして-』という記事からの続きになります。先ずは、そちらの方からお読み下さい。仏教に見る始まりの二つのものさて、ここまで話を進めてきて、結局は神話の語る内容を超えてはいないのではないかと感じ...
無から有は生じるか

無から有は生じるか④ -相対の崩壊、そして-

この記事は、『無から有は生じるか③ -万物斉同・空と道-』という記事からの続きになります。先ずは、そちらの方からお読み下さい。道と悟り前回の記事の終わりに、どうすれば道(タオ)に至れるのか、その方法について考えていきたいと書きました。しかし...