こころ 何のために人は宗教を信仰するのかという疑問への弁明 この間、友人と新興宗教の建物を見学に行ったとき、「何を目的に、人は宗教を信仰するのだろう」という話になりました。僕は、「自己の永遠性を求めて信仰をする」と答え、友人は「現実の生活における利益を求めて信仰する」と答えました。僕に言わせれば『そ... 2025.08.24 こころ精神世界
こころ 何をもって、私は存在を証明するのか? この記事は、『私とは何か?』からの続きになります。よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。不十分な何か前回の記事で、『虚無の混沌から、存在を成り立たせる必然が私であると言える』と締め括りました。カッコ良さに全振りしたような表現ですが、間違... 2025.08.22 こころ精神世界
こころ 『私』とは何か? この記事は、一つ前の記事『哲学的ゾンビ と クオリア』の関連記事になります。あくまでも関連記事であり、続きという訳ではないのですが、よろしければそちらの方も読んでやって下さい。 注・写真と本文は全く関係ありません。まあ、箸休めです。肯定のた... 2025.08.15 こころ精神世界
こころ 哲学的ゾンビ と クオリア 哲学的ゾンビという思考実験を、あなたは知っているでしょうか。哲学的ゾンビネットで調べると、哲学的ゾンビとは、外見や行動は普通の人間とまったく同じだが意識にのぼってくる感覚、意識やそれにともなう経験(クオリア)を全く持っていない存在を指す思考... 2025.08.08 こころ精神世界
精神世界 ヤブユムと不ニ ② この記事は、『ヤブユムと不ニ ①』からの続きになります。よろしければ、そちらも併せてお読み下さい。ヤブユムとタントラヤブユムを観ても分かるように、何故、チベット仏教は男性的エネルギーと女性的エネルギーの合一に拘るのか。それは、チベット仏教が... 2025.07.30 精神世界
精神世界 ヤブユムと不二 ① ヤブユムという言葉に、聞き慣れない感覚を抱く人は多いのではないのでしょか。ヤブユムとは、インド、ブータン、ネパール、チベットの宗教美術に見られる、男尊と女尊とが性的に結合した状態をしたシンボルです。男性原理と女性原理の一致を体現した仏陀の境... 2025.07.30 精神世界
こころ 言葉の向こうの大切なもの 不立文字と仏典結集仏教、特に禅には不立文字という思想があります。悟りの道は、文字・言語によっては伝えられるものではないという意味です。言葉によって伝えることができないのですから、禅の教えは禅問答であったり、念仏も唱えずただひたすら座り続ける... 2025.06.29 こころスピリチュアル精神世界
こころ ノンデュアリティ・自我からの逃避 YouTubeを観ていると、一度観た動画の関連動画がお勧めに出てくる。そのお勧め動画を観ると、さらに関連動画がお勧めされる。そういう訳で、今や、僕はノンデュアリティの結構なエキスパートなのです。※今回は否定的な内容なので、写真は綺麗なお花に... 2025.05.20 こころ精神世界
未分類 頭山と悟り あなたは、頭山という落語の演目をご存知でしょうか? 江戸落語では『頭山』、上方落語では『さくらんぼ』と呼ばれる噺で、ケチ落語の枕として使われるネタです。非常に不条理で、壮大なビジョンを持ち、かつ馬鹿げています。まあ、江戸時代のSFコメディー... 2025.05.07 未分類精神世界考察記事
精神世界 無から有は生じるか⑥ -パラブラフマンとイーシュヴァラ、あるいは0の地面と論理関係- ヨガ・インストラクターやインド哲学の講師として活躍されている岡本直人さんが、また本を出版されたので読ませていただきました。『非二元と悟り』という本で、非二元を切り口に、インド哲学の真髄へと読者を誘う素晴らしい本だと感じました。精神世界に興味... 2025.04.29 精神世界